退職代行はやばいと言われる理由は?|実態と安全な選び方、回避策を解説【2025年最新版】

退職代行はやばいと言われる理由は?|実態と安全な選び方、回避策を解説【2025年最新版】
目次

はじめに

退職代行は便利そう。でも違法なのでは、会社に迷惑をかけるのでは、転職で不利にならないか。心配が重なって一歩が出ない状況が続きます。結論を先に示すと、選び方を間違えなければやばくありません。運営主体と対応範囲を理解し、契約書と証跡を整えれば、安全に退職へ進めます。

この記事を読むとわかること

退職代行がやばいと言われる理由と現実
・合法範囲とできない行為の線引き
・やばい業者の赤信号チェック
・有給や未払いで揉めない段取り
・料金相場と支払い方法(後払い・分割を含む)
・申込みから退職完了までの流れとチェックリスト

ひろは会社員時代にブラック企業で消耗し、社会保険給付金サポートを活用して失業保険を通常より長く受給。その後、失業手当を受けながら開業届を提出し個人事業主となり、再就職手当で約200万円を受給した経験を持ちます。制度と段取りを実務で使い切った視点から案内します。

おもち

退職代行って「やばい」って言葉を聞くたびにビビるんだ。僕の胃がどんどん小さくなっていく…。

ひろ

胃は大事にしろ(笑)。本当にやばいのは選び方を外したときだよ。運営主体・契約書・証跡、この三点を押さえておけば安全に抜けられる。

おもち

三点チェックなら僕にもできそうだ。ちょっと胃も広がった気がする。

退職代行がやばいと言われる理由【誤解と現実】

検索者が抱く主な不安

違法サービスではないか
・会社に恨まれて損害賠償されるのではないか
・人事に知られて転職で不利になるのではないか
高額費用で損をするのではないか

現実と基本

退職の意思表示は労働者の権利。運営主体ごとにできる範囲が異なる
損害賠償は実害と因果関係の立証が必要。引き継ぎメモと貸与品返却でリスクを下げられる
履歴書に退職代行利用の記載は不要。面接では前向きな退職理由を準備すれば評価は安定

・違法の線引きは交渉の有無。賃金や有給の交渉は労働組合または弁護士が担当
・法律助言は弁護士のみが対応可能

・非弁行為を匂わせる一般業者は回避。契約前に対応範囲を文書で確認

退職代行は違法?合法?|できること・できないこと

対応範囲の違い

区分できることできないこと料金相場の目安向くケース
一般(民間)退職意思の伝達、窓口の一本化、書類段取りの連絡交渉、法律相談2〜3万円台速度重視、トラブル軽微
労働組合団体交渉(有給消化、条件調整)、連絡窓口訴訟対応、個別の法律相談2.4〜3万円台有給や条件の交渉が必要
弁護士法的交渉、内容証明、未払い請求、損害賠償対応、示談5〜8万円前後〜高難度、請求や懲戒の懸念

・運営主体と交渉権限を契約書で明記
窓口一本化、書類送付先、返却方法を先に指定

・交渉が発生しそうな状況では最初から労働組合か弁護士を選ぶ

おすすめ退職代行サービス25選

退職代行サービスは数多くありますが、ここでは料金、交渉力、追加サポート(転職支援・給付金サポートなど)を総合的に比較し、特におすすめの28社を紹介します。ご自分の雇用形態や状況に合わせて選んでみてください。

退職代行モームリ

  • 運営:民間企業+労働組合提携
  • 料金:正社員22,000円 / アルバイト12,000円
  • 特徴:圧倒的なシェア率を誇る大手会社YouTubeに実例動画を公開しており、どんなやり取りが行われるのかイメージしやすいです。弁護士監修で違法リスクを避けながら、団体交渉も視野に入る組合提携が強みです。
  • 公式サイト

退職代行Jobs

  • 運営:民間企業(労働組合と提携)
  • 料金:27,000円前後
  • 特徴:労働組合と提携しているため交渉が可能で、スピード退職にも強いです。後払いにも対応しているので、手元にお金がない方でも始めやすいです。顧問弁護士が監修しており違法リスクを回避しつつ、引越しや転職支援などのアフターフォローも充実しています。
  • 公式サイト

退職代行OITOMA(オイトマ)

  • 運営:労働組合
  • 料金:24,000円(追加料金なし)
  • 特徴:即日退職OKで、会社との交渉も可能です。返金保証制度があるので、失敗リスクを気にせず依頼できます。有給休暇や未払い残業代の問題も相談しやすいです。
  • 公式サイト

弁護士法人みやび

  • 運営:弁護士法人
  • 料金:55,000円~
  • 特徴:未払い給料や残業代の回収、損害賠償請求の対応など、法的に複雑なケースでも安心です。費用は高めですが、トラブルを100%回避したい場合や確実に権利を守りたい場合におすすめです。
  • 公式サイト

退職代行ニコイチ

  • 運営:民間企業
  • 料金:27,000円
  • 特徴:創業18年以上の老舗退職代行で、実績が非常に豊富です。後払い決済や転職支援などもあり、フォローが手厚いです。会社との交渉はできませんが、急ぎでトラブルが少なそうな人に合っています。
  • 公式サイト

女性の退職代行>

  • 運営:労働組合(toNEXTユニオン)
  • 料金:正社員25,800円 / パート18,800円
  • 特徴:女性向けに特化した退職代行で、女性スタッフが丁寧に対応してくれます。職場でのセクハラやパワハラに苦しんでいる方にも安心して利用してほしいという姿勢が感じられます。
  • 公式サイト

男の退職代行

  • 運営:労働組合
  • 料金:正社員25,800円 / パート18,800円
  • 特徴:「男性専用」と銘打ち、男社会特有の人間関係や体育会系の理不尽な職場文化に苦しむ方の駆け込み寺として人気です。担当スタッフが男性寄りの目線で親身にサポートしてくれます。
  • 公式サイト

退職代行TORIKESHI(トリケシ)

  • 運営:労働組合(日本労働産業ユニオン)
  • 料金:25,000円
  • 特徴:LINEだけで相談から退職完了までやり取りが完結します。深夜でも連絡できるので、忙しい方には助かります。有給消化の交渉や離職票の手続きも任せやすいです。
  • 公式サイト

退職代行リーガルジャパン

  • 運営:労働組合
  • 料金:27,000円
  • 特徴:転職支援や失業保険の申請代行まで幅広くサポートしています。会社への連絡をすべて代行してくれるので、まったく顔を合わせずに済む方も多いです。
  • 公式サイト

ABAYO

  • 運営:民間企業
  • 料金:正社員19,800円 / アルバイト11,000円
  • 特徴:低価格と退職できなかった場合の全額返金保証が魅力。正社員、パート・アルバイト、派遣社員・契約社員で料金が異なり、転職支援も提供しています。
  • 公式サイト

弁護士ビーノ

  • 運営:弁護士
  • 料金:66,000円
  • 特徴:弁護士が運営するサービスで、高い退職成功率と有給休暇などの交渉能力を強みとしています。非弁護士系のサービスよりも高価格帯です。
  • 公式サイト

退職代行リーガルジャパン

  • 運営:労働組合
  • 料金:27,000円
  • 特徴:転職支援や失業保険の申請代行まで幅広くサポートしています。会社への連絡をすべて代行してくれるので、まったく顔を合わせずに済む方も多いです。
  • 公式サイト

弁護士法人ガイア

  • 運営:弁護士
  • 料金:55,000円
  • 特徴:法律事務所が提供する退職代行サービスであり、複雑な法的問題に対応できます 。
  • 公式サイト

退職代行サービスのretry(リトライ)

  • 運営:行政書士事務所
  • 料金:アルバイト20,000円 / 正社員30,000円
  • 特徴:交渉はできませんが、行政書士ならではの書類作成サポートが強みです。全額返金保証があるので「退職できなかったらどうしよう」という不安を軽減できます。
  • 公式サイト

辞スル

  • 運営:民間企業
  • 料金:正社員22,000円 / アルバイト18,000円
  • 特徴:低価格が魅力で、正社員とパート・アルバイトで料金が異なります。労働組合との連携や弁護士監修がついている点も安心です。
  • 公式サイト

青山北町法律事務所

  • 運営:弁護士
  • 料金:27,500円
  • 特徴:弁護士が運営するサービスでありながら、非弁護士系のサービスと同程度の価格帯で、複数のプランを提供しています 。
  • 公式サイト

ほっとライン

  • 運営:民間企業
  • 料金:正社員19,800円 / アルバイト9,790円
  • 特徴:低価格が魅力で、全国の弁護士と提携しているのも強み。
  • 公式サイト

退職代行ゼロユニオン

  • 運営:労働組合
  • 料金:正社員23,980円 / アルバイト18,700円
  • 特徴:新卒社員の割引がある点が特徴です。退職が完了するまで追加料金はかからず、有休や残業代の交渉にも対応できます。書類送付などもサポートしてくれます。
  • 公式サイト

退職代行プラスサービス

  • 運営:民間企業
  • 料金:正社員21,780円 / アルバイト16,280円
  • 特徴:女性スタッフだけで運営されているため、女性が相談しやすいと評判です。交渉はできませんが、全額返金保証や転職サポートなどが手厚いです。
  • 公式サイト

ヤメドキ

  • 運営:民間企業
  • 料金:24,000円
  • 特徴:後払いシステムを特徴としています 。
  • 公式サイト

フォーゲル綜合法律事務所

  • 運営:弁護士
  • 料金:33,000円~
  • 特徴:有名弁護士が在籍しており、公務員やナイトワークでも対応可能です。会社側が損害賠償を請求してきても、法的にきちんと対処してくれます。
  • 公式サイト

退職代行あおぞらユニオン

  • 運営:労働組合(あおぞらユニオン)
  • 料金:12,000円~(詳細は要問い合わせ)
  • 特徴:弁護士や社労士の資格を持つメンバーが複数在籍し、有給休暇や傷病手当金の手続きなどに詳しいです。低料金で団体交渉権が得られる点も評価が高いです。
  • 公式サイト

退職代行相談所(司法書士)

  • 運営:司法書士・行政書士
  • 料金:55,000円
  • 特徴:140万円以下の未払い残業代などであれば代理請求できます。弁護士より費用が安めで、民間業者より強力な法的権限を持っています。
  • 公式サイト

退職代行やめたらええねん

  • 運営:民間企業(労組提携情報あり)
  • 料金:アルバイト9,800円~ / 正社員22,000円~
  • 特徴:アルバイトなら1万円未満という格安料金が魅力です。交渉は難しい場合がありますが、「リピート割」などユニークな制度を設けています。
  • 公式サイト

退職代行SARABA

  • 運営:労働組合(SARABAユニオン)
  • 料金:24,000円
  • 特徴:テレビや雑誌で紹介実績が多く知名度が高いです。有給消化交渉や残業代の請求などもしっかり代行してくれます。追加料金が発生しない一律料金も魅力です。
  • 公式サイト

辞めるんです

  • 運営:民間企業(LENIS Entertainment)
  • 料金:27,000円
  • 特徴:業界初の「後払いプラン(審査なし)」を打ち出したサービスとして有名です。会社と交渉はできませんが、退職代行が成功したあとに支払う形なので、経済的に厳しい方にはありがたいでしょう。
  • 公式サイト

退職代行EXIT

  • 運営:民間企業
  • 料金:20,000円(一律)
  • 特徴:最安級の価格設定と、業界初期からの実績が魅力です。メディア露出も豊富で、多くの方に認知されています。交渉はできませんが、単純な退職意思の伝達で十分な方には向いています。
  • 公式サイト

退職代行ガーディアン

  • 運営:東京労働経済組合(労働組合)
  • 料金:24,800円
  • 特徴:団体交渉権があるため、会社が退職を拒否しても粘り強く交渉してくれます。24時間365日相談を受け付けており、早朝や深夜でも連絡しやすいので助かる方が多いです。
  • 公式サイト

やばい業者の見分け方:赤信号チェック

赤信号なぜ危険か回避策
会社概要が不透明(住所・法人・責任者が曖昧)連絡不通や返金トラブルにつながる会社情報と連絡先の複数経路を確認
交渉代行をほのめかす一般業者非弁行為の恐れ労働組合または弁護士を選択
料金が不明瞭、追加費用が多い請求額が膨らむ総額、期日、返金条件を契約書で特定
連絡が遅い、既読無視会社対応が後手に回る24時間対応、代替窓口の有無を確認
成功率100%など過剰表現誇大広告の恐れ実績の根拠と口コミの偏りを確認

・口約束だけで依頼
・契約書の未確認
・支払い条件や返金条件を確認しないまま申込み

失敗・トラブル事例と回避策(有給・未払い・連絡不通など)

事例1|有給消化の伝達漏れ
・発生理由:依頼時に有給の残日数と希望消化方針を共有していなかった
・回避策:有給残の確認、取得方針をテンプレ文面に含める

事例2|私物・貸与品の返却混乱
・発生理由:返却物のリスト化をしていなかった
・回避策:同梱リストと追跡番号の記録。写真で証跡を残す

事例3|上司の直電が本人に到達
・発生理由:窓口一本化の通知が曖昧
・回避策:代行経由で「以後の連絡は代行宛」を明記。緊急連絡先も別途指定

テンプレ要素(代行へ預ける伝達項目)
・退職意思表示、希望退職日、最終出社日の扱い
・有給消化の希望、賃金の締め日と支払日
・書類送付先、連絡手段の優先順位
・貸与品の返却方法、追跡番号の連絡
・引き継ぎメモの保存場所

退職代行の料金相場と支払い方法(前払い・後払い・分割)

支払い方法手元資金即日対応との相性期日向く人注意点
前払い必要高い申込み時すぐ支払える人資金繰りに注意
後払い不要非常に高い退職完了後や給料日後今お金がない人期日厳守、審査の可能性
分割払い少額で開始高い月次で支払い一括が難しい人手数料と回数上限を確認

相場の目安
・一般は2〜3万円台
・労働組合は2.4〜3万円台
・弁護士は5〜8万円前後から

・後払いと分割の可否、支払い期日、延滞時の扱いを契約書に明記

申込みから退職完了までの流れ|LINE・電話・必要書類

ステップ内容コツ
1 相談LINEや電話で状況共有上司の対応、有給残、体調、連絡可否を整理
2 契約料金、後払い条件、返金条件の確認契約書の保存。総額と期日を確定
3 情報提供勤務先情報、退職希望日、書類送付先緊急連絡先と窓口一本化を明記
4 会社連絡代行が退職意思を通知引き継ぎメモの共有先を伝える
5 往復離職票や源泉徴収票の受領、貸与品返却追跡番号と写真で証跡化
6 完了・精算退職確定後に支払い給料日や給付金入金日と同期

チェックリスト
・就業規則と雇用契約の退職条項
・有給残、未払い残業代の有無
・貸与品の棚卸しと返却方法
・書類送付先、郵送手段、受け取り方法
・SNSでの感情的な発信の抑制

・退職日の起算は申入れから二週間が目安の運用が多い
・窓口一本化後の直連絡は控える

よくある質問(FAQ)

退職代行は本当にやばいのか

やばいのは選び方を誤った場合。運営主体と対応範囲が明確なサービスを選べば安全性は高い

違法と言われたが問題ないのか

退職の意思表示は自由。交渉の要否で選択を変える。法律助言や法的交渉は弁護士が担当

損害賠償を請求されたらどうするか

実害と因果関係の立証が必要。引き継ぎメモと貸与品返却の証跡を整え、弁護士へ相談

転職に不利になるのか

履歴書に退職代行の記載は不要。面接では前向きな退職理由を簡潔に説明

後払いは本当に使えるのか

後払い対応のサービスは存在。期日と総額、審査の有無を契約書で確認

【体験談】不安を越えた三つのケース

体験談1|20代正社員・コールセンター

深夜帯のシフトと人間関係のストレスで体調を崩し、退職を決断しました。後払いに対応している一般型サービスに相談すると、その日のうちに会社への連絡が入り、出社不要に。引き継ぎは最低限として、FAQの更新場所・顧客管理の手順・共有フォルダのパスのみをメモ化しました。健康保険証と社員証は追跡番号付きで返送。退職が確定した後、給料日直後に期日どおり支払いを完了しました。静養期間を経て、日勤の事務職に転職。規則正しい生活を取り戻すことができました。


体験談2|30代製造業・交替勤務

長時間残業とパワハラで限界を迎え、労働組合型の退職代行を選びました。有給休暇の消化を交渉してもらい、引き継ぎは工程表と安全チェックリストに絞ってまとめました。工具とロッカー鍵は同梱リストを作成して返送。離職票も期限内に受領できました。支払いは分割に切り替え、経済的な負担を分散。会社側から請求の示唆があったものの、実害の立証が弱く、交渉の末に穏やかな着地となりました。


体験談3|40代介護職・夜勤多め

人手不足で連勤が続き、さらに未払い残業の不安まで重なりました。弁護士対応の退職代行を選択し、引き継ぎは申し送りノートの保管場所・緊急連絡先・夜間帯の注意事項を簡潔にメモ。貸与スマホはシリアル番号の写真を残して返送しました。内容証明の準備まで支援を受けたことで安心感が増し、最終的に和解金なしで退職が成立。心身の負担から解放され、次の生活へ前進できました。

まとめ|やばいのは選び方。安全な基準で進める

結論
退職代行はやばいのか。やばいのは業者選びを外し、交渉権限や契約条件を曖昧にした場合。運営主体と対応範囲を理解し、契約書と証跡を整えれば、安全に退職が実現。

この記事のまとめ

・違法性の誤解は交渉の線引きで解消
・有給や未払いの論点は最初に方針を共有
・やばい業者は会社情報の不透明さと過剰表現で見抜く
・支払い方法は後払い・分割も選択肢。期日と総額を明文化
・流れは相談、契約、情報提供、会社連絡、往復、完了の六段階
・不安が強い案件は労働組合または弁護士を最初から選ぶ

おもち

やばいの正体がだいぶ小さくなったよ。契約書と証跡、これなら僕でもいけそうだ。

ひろ

もちろんいける。あとはおすすめ25選から無料相談すればいい。段取りは僕が横でチェックしてるから安心して進めよう。

おもち

横にひろがいると思うと、だいぶ心強いな。

・契約前に総額、期日、返金条件、個人情報の扱いを必ず確認
窓口一本化、引き継ぎメモ、貸与品返却は証跡重視
・不安や体調の悪化が強い場合は最短で安全策を選択

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次