退職代行の支払いは後払いでも可能?|安全に辞める手順と注意点を解説【2025年最新版】

退職代行の支払いは後払いでも可能?|安全に辞める手順と注意点を解説【2025年最新版】
目次

はじめに


退職代行を使いたいのに、手元にお金がなくて踏み出せない状況。後払いに対応した退職代行サービスを使えば、先に退職手続きを進め、給料日や失業手当の受給後に支払う流れも実現できます。怖いのは不確実さだけ。仕組みとリスク、チェックポイントを理解すれば、安全に前へ進めます。

この記事を読むとわかること
  • 退職代行の後払いとは何か、仕組みとメリット
  • 後払いの注意点デメリットNG行動
  • 料金相場と支払い方法の比較表
  • 後払いで退職代行を使う具体的な流れと手順
  • 弁護士型、労働組合型、民間型の違いと相性
  • よくある質問への実務的な答え
  • 後払いで退職した体験談を三例紹介

辞めると決めたら退職ナビのひろは、会社員時代にブラックな職場を経験。社会保険給付金サポートを使い失業保険を通常より長く受給し、開業届を出した後に再就職手当で約200万円を受給。制度と段取りで脱出した実体験をもとに、読者の不安を実務で解消します。

おもち

退職代行は使いたいけど…今ぜんぜんお金がないんだ。
僕の財布、冬眠中だよ。

ひろ

心配いらない。冬眠明けに払えばいいんだ。後払いに対応してる退職代行を選べば大丈夫。必要な準備だけ先に済ませれば、安全に抜けられるよ。

おもち

なるほど…財布が起きる前に、僕の心を起こすのが先だな。

退職代行の後払いとは?仕組みとメリット

後払いの基本

  • 退職代行の費用を退職完了後給料日後、指定期日までに支払う方式
  • 支払い方法は銀行振込、コンビニ決済、クレジットカードの後払い枠、分割払いなど
  • 即日対応で会社連絡を先に進められるため、心身の負担を早期に減らせる

メリット

手元資金がゼロでも退職の連絡に着手できる
・精神的余裕が生まれ、書類や貸与品の返却対応が整う
・給料日後、失業保険の初回給付後など、キャッシュインに合わせて支払える

後払い可否や期日、分割の可否はサービスごとに異なる。事前確認が必須

おすすめ退職代行サービス25選

退職代行サービスは数多くありますが、ここでは料金、交渉力、追加サポート(転職支援・給付金サポートなど)を総合的に比較し、特におすすめの28社を紹介します。ご自分の雇用形態や状況に合わせて選んでみてください。

退職代行モームリ

  • 運営:民間企業+労働組合提携
  • 料金:正社員22,000円 / アルバイト12,000円
  • 特徴:圧倒的なシェア率を誇る大手会社YouTubeに実例動画を公開しており、どんなやり取りが行われるのかイメージしやすいです。弁護士監修で違法リスクを避けながら、団体交渉も視野に入る組合提携が強みです。
  • 公式サイト

退職代行Jobs

  • 運営:民間企業(労働組合と提携)
  • 料金:27,000円前後
  • 特徴:労働組合と提携しているため交渉が可能で、スピード退職にも強いです。後払いにも対応しているので、手元にお金がない方でも始めやすいです。顧問弁護士が監修しており違法リスクを回避しつつ、引越しや転職支援などのアフターフォローも充実しています。
  • 公式サイト

退職代行OITOMA(オイトマ)

  • 運営:労働組合
  • 料金:24,000円(追加料金なし)
  • 特徴:即日退職OKで、会社との交渉も可能です。返金保証制度があるので、失敗リスクを気にせず依頼できます。有給休暇や未払い残業代の問題も相談しやすいです。
  • 公式サイト

弁護士法人みやび

  • 運営:弁護士法人
  • 料金:55,000円~
  • 特徴:未払い給料や残業代の回収、損害賠償請求の対応など、法的に複雑なケースでも安心です。費用は高めですが、トラブルを100%回避したい場合や確実に権利を守りたい場合におすすめです。
  • 公式サイト

退職代行ニコイチ

  • 運営:民間企業
  • 料金:27,000円
  • 特徴:創業18年以上の老舗退職代行で、実績が非常に豊富です。後払い決済や転職支援などもあり、フォローが手厚いです。会社との交渉はできませんが、急ぎでトラブルが少なそうな人に合っています。
  • 公式サイト

女性の退職代行>

  • 運営:労働組合(toNEXTユニオン)
  • 料金:正社員25,800円 / パート18,800円
  • 特徴:女性向けに特化した退職代行で、女性スタッフが丁寧に対応してくれます。職場でのセクハラやパワハラに苦しんでいる方にも安心して利用してほしいという姿勢が感じられます。
  • 公式サイト

男の退職代行

  • 運営:労働組合
  • 料金:正社員25,800円 / パート18,800円
  • 特徴:「男性専用」と銘打ち、男社会特有の人間関係や体育会系の理不尽な職場文化に苦しむ方の駆け込み寺として人気です。担当スタッフが男性寄りの目線で親身にサポートしてくれます。
  • 公式サイト

退職代行TORIKESHI(トリケシ)

  • 運営:労働組合(日本労働産業ユニオン)
  • 料金:25,000円
  • 特徴:LINEだけで相談から退職完了までやり取りが完結します。深夜でも連絡できるので、忙しい方には助かります。有給消化の交渉や離職票の手続きも任せやすいです。
  • 公式サイト

退職代行リーガルジャパン

  • 運営:労働組合
  • 料金:27,000円
  • 特徴:転職支援や失業保険の申請代行まで幅広くサポートしています。会社への連絡をすべて代行してくれるので、まったく顔を合わせずに済む方も多いです。
  • 公式サイト

ABAYO

  • 運営:民間企業
  • 料金:正社員19,800円 / アルバイト11,000円
  • 特徴:低価格と退職できなかった場合の全額返金保証が魅力。正社員、パート・アルバイト、派遣社員・契約社員で料金が異なり、転職支援も提供しています。
  • 公式サイト

弁護士ビーノ

  • 運営:弁護士
  • 料金:66,000円
  • 特徴:弁護士が運営するサービスで、高い退職成功率と有給休暇などの交渉能力を強みとしています。非弁護士系のサービスよりも高価格帯です。
  • 公式サイト

退職代行リーガルジャパン

  • 運営:労働組合
  • 料金:27,000円
  • 特徴:転職支援や失業保険の申請代行まで幅広くサポートしています。会社への連絡をすべて代行してくれるので、まったく顔を合わせずに済む方も多いです。
  • 公式サイト

弁護士法人ガイア

  • 運営:弁護士
  • 料金:55,000円
  • 特徴:法律事務所が提供する退職代行サービスであり、複雑な法的問題に対応できます 。
  • 公式サイト

退職代行サービスのretry(リトライ)

  • 運営:行政書士事務所
  • 料金:アルバイト20,000円 / 正社員30,000円
  • 特徴:交渉はできませんが、行政書士ならではの書類作成サポートが強みです。全額返金保証があるので「退職できなかったらどうしよう」という不安を軽減できます。
  • 公式サイト

辞スル

  • 運営:民間企業
  • 料金:正社員22,000円 / アルバイト18,000円
  • 特徴:低価格が魅力で、正社員とパート・アルバイトで料金が異なります。労働組合との連携や弁護士監修がついている点も安心です。
  • 公式サイト

青山北町法律事務所

  • 運営:弁護士
  • 料金:27,500円
  • 特徴:弁護士が運営するサービスでありながら、非弁護士系のサービスと同程度の価格帯で、複数のプランを提供しています 。
  • 公式サイト

ほっとライン

  • 運営:民間企業
  • 料金:正社員19,800円 / アルバイト9,790円
  • 特徴:低価格が魅力で、全国の弁護士と提携しているのも強み。
  • 公式サイト

退職代行ゼロユニオン

  • 運営:労働組合
  • 料金:正社員23,980円 / アルバイト18,700円
  • 特徴:新卒社員の割引がある点が特徴です。退職が完了するまで追加料金はかからず、有休や残業代の交渉にも対応できます。書類送付などもサポートしてくれます。
  • 公式サイト

退職代行プラスサービス

  • 運営:民間企業
  • 料金:正社員21,780円 / アルバイト16,280円
  • 特徴:女性スタッフだけで運営されているため、女性が相談しやすいと評判です。交渉はできませんが、全額返金保証や転職サポートなどが手厚いです。
  • 公式サイト

ヤメドキ

  • 運営:民間企業
  • 料金:24,000円
  • 特徴:後払いシステムを特徴としています 。
  • 公式サイト

フォーゲル綜合法律事務所

  • 運営:弁護士
  • 料金:33,000円~
  • 特徴:有名弁護士が在籍しており、公務員やナイトワークでも対応可能です。会社側が損害賠償を請求してきても、法的にきちんと対処してくれます。
  • 公式サイト

退職代行あおぞらユニオン

  • 運営:労働組合(あおぞらユニオン)
  • 料金:12,000円~(詳細は要問い合わせ)
  • 特徴:弁護士や社労士の資格を持つメンバーが複数在籍し、有給休暇や傷病手当金の手続きなどに詳しいです。低料金で団体交渉権が得られる点も評価が高いです。
  • 公式サイト

退職代行相談所(司法書士)

  • 運営:司法書士・行政書士
  • 料金:55,000円
  • 特徴:140万円以下の未払い残業代などであれば代理請求できます。弁護士より費用が安めで、民間業者より強力な法的権限を持っています。
  • 公式サイト

退職代行やめたらええねん

  • 運営:民間企業(労組提携情報あり)
  • 料金:アルバイト9,800円~ / 正社員22,000円~
  • 特徴:アルバイトなら1万円未満という格安料金が魅力です。交渉は難しい場合がありますが、「リピート割」などユニークな制度を設けています。
  • 公式サイト

退職代行SARABA

  • 運営:労働組合(SARABAユニオン)
  • 料金:24,000円
  • 特徴:テレビや雑誌で紹介実績が多く知名度が高いです。有給消化交渉や残業代の請求などもしっかり代行してくれます。追加料金が発生しない一律料金も魅力です。
  • 公式サイト

辞めるんです

  • 運営:民間企業(LENIS Entertainment)
  • 料金:27,000円
  • 特徴:業界初の「後払いプラン(審査なし)」を打ち出したサービスとして有名です。会社と交渉はできませんが、退職代行が成功したあとに支払う形なので、経済的に厳しい方にはありがたいでしょう。
  • 公式サイト

退職代行EXIT

  • 運営:民間企業
  • 料金:20,000円(一律)
  • 特徴:最安級の価格設定と、業界初期からの実績が魅力です。メディア露出も豊富で、多くの方に認知されています。交渉はできませんが、単純な退職意思の伝達で十分な方には向いています。
  • 公式サイト

退職代行ガーディアン

  • 運営:東京労働経済組合(労働組合)
  • 料金:24,800円
  • 特徴:団体交渉権があるため、会社が退職を拒否しても粘り強く交渉してくれます。24時間365日相談を受け付けており、早朝や深夜でも連絡しやすいので助かる方が多いです。
  • 公式サイト

後払いサービスの注意点とデメリット

審査がある場合がある。勤務先情報や連絡可能性、身分確認が求められることもある
・支払い期日が短いサービスも存在。給料日と期日のズレに注意
・延滞時は遅延損害金や法的手続きの案内が届く場合がある
・悪質業者は手数料の上乗せや不透明な契約書が目立つ。契約前の書面確認は必須

NG行動
・期日を過ぎても連絡を返さない
契約書を読まずに口約束で進める
・後払いを理由に引き継ぎや返却を放置する

・期日の前に一度支払いスケジュールを共有。延滞リスクが下がる

退職代行の料金相場と支払い方法(前払い・後払い・分割払い)

料金の目安

  • 民間型はおおむね2〜3万円台
  • 労働組合型は2.4〜3万円台が中心
  • 弁護士型は5〜8万円前後から。未払い賃金や損害賠償の交渉まで対応可能
支払い方法手元資金即日対応の相性支払いタイミング向いている人注意点
前払い必要高い申込み時すぐ払える人資金が尽きると負担増
後払い不要非常に高い退職完了後や給料日後今お金がない人期日厳守、審査の可能性
分割払い少額高い月次で支払い一括が難しい人手数料や回数の上限に注意

後払いと分割払いを組み合わせるサービスもある。総支払額と期日を確認

後払いで退職代行を利用する流れと手順

STEP
無料相談
STEP
申込み・契約・後払い可否の確認
STEP
必要情報の共有
STEP
退職代行が会社へ即日連絡
STEP
書類と貸与品の往復
STEP
退職完了・支払い
ステップやることコツ
相談LINEや電話で状況を共有体調、上司の対応、有給残、私物の有無を整理
契約契約書と料金、後払い条件の確認期日、分割可否、延滞時の扱いを明記
情報共有氏名、部署、連絡先、退職希望日書類送付先と希望の連絡経路を指定
会社連絡代行が退職意思を通知即日出社不要でも返却とメモは用意
往復離職票・源泉徴収票受領、貸与品返却追跡番号を保管、同梱リストを作成
支払い期日までに精算給料日と期日の差は事前に相談

チェックリスト(保存推奨)

・就業規則と雇用契約の退職条項、機密や競業条項の有無
・貸与品リスト作成と返却方法の決定(追跡付き)
・最小限の引き継ぎメモの作成
・書類の送付先と受領予定日のメモ
・支払い期日と原資(給料日、失業保険、立替)の見込み

引き継ぎメモの骨子

・案件名、進捗、期限、共有フォルダの場所
・社内外の主要連絡先
・定例会議のスケジュール
・注意事項と例外手順
パスワードは直接記載せず、管理場所と取得手順を記す

テンプレ文例(退職代行経由で伝言)

・退職の意思表示
最終出社日
・貸与品返却方法と追跡番号
・書類送付先
・引き継ぎ資料の保存先
以後の窓口は退職代行に一本化

・退職の申入れからおおむね二週間を目安に退職日が設定される運用が多い。書類と返却は早めに完了

弁護士・労働組合・民間の違いと後払いの相性

区分交渉権限料金の目安後払いの傾向向くケース向かないケース
弁護士法的交渉や内容証明、訴訟まで可能5〜8万円前後〜限定的だが一部可未払い賃金や損害賠償の懸念価格だけで選びたい場合
労働組合団体交渉が可能2.4〜3万円台可の事例あり有給消化や条件の交渉訴訟が前提の案件
民間退職意思の伝達中心2〜3万円台可の事例が多い速度と手軽さ重視交渉が必要な高難度案件

・交渉が発生するなら弁護士型労働組合型が前提。民間型の交渉は非弁行為に抵触するため不可

後払い退職代行を選ぶときのチェックポイント

契約書に後払い期日、分割回数、延滞時の扱いが明記されているか
総支払額と内訳、追加手数料の有無が明確
・24時間や休日の即日連絡に対応するか
・有給消化や書類対応、貸与品の返送フォローが含まれるか
・口コミや実績が妥当か、担当者との相性はどうか
・プライバシーポリシーと情報管理の説明があるか

支払い原資の見込みを先に共有すると、現実的な期日を設定しやすい

よくある質問(FAQ)

お金がなくても本当に利用できるか

後払い可の退職代行なら可能期日と総額、分割可否を契約書で確認

弁護士型で後払いはあるか

一部で対応事例はあるが限定的。審査や着手金が必要な場合もある

後払いの審査に落ちたらどうするか

分割払いへの切替や、労働組合型への変更を相談。支払い原資の見込みを具体化すると通りやすい

ブラック企業相手でも後払いで大丈夫か

可能。強硬姿勢が想定されるなら労働組合型または弁護士型を選ぶ

支払い期限に間に合わないときの対処

期日前に連絡し、期日の再設定や一部入金を相談。無連絡は厳禁

【体験談】後払いで救われた三つのケース

体験談1|20代女性・アパレル

連勤と職場の人間関係で限界を迎えたものの、手元資金がゼロで退職代行費用が払えずにいました。そこで後払いに対応している民間型へ相談。その日のうちに会社への連絡が代行窓口に切り替わり、出社不要に。引き継ぎメモは在庫管理表とシフト連絡先に絞り、制服と社員証は追跡番号付きで返送しました。給料日後に期日どおり支払いを済ませ、静養を経て事務職へ転職。金銭面の不安を抱えずに動けたことが大きな救いになりました。


体験談2|30代男性・工場勤務

深夜残業とパワハラで心身が疲弊し、退職を決意。労働組合型の代行を選び、有給休暇の消化を交渉してもらいました。引き継ぎは工程表と安全チェックの要点だけをまとめ、工具やロッカー鍵は同梱リストを付けて返送。離職票も期限内に受け取ることができました。費用の支払いは分割にし、負担を抑えつつ退職を完了。争いに発展せず、穏やかな形で職場を離れることができました。


体験談3|40代女性・介護職

突発的な呼び出しや休日出勤が常態化し、損害賠償を示唆される不安まで抱える状況に。弁護士型の退職代行を選び、後払い可の条件を確認して契約しました。引き継ぎは入居者対応に必要な最低限として、緊急連絡先と申し送りノートの保管場所のみを記載。貸与スマホはシリアル番号の写真を添えて返送しました。内容証明の準備も支援してもらい、支払いは給付金が入金された後に実施。経済的な不安を先送りせずに退職できたことで、生活再建に集中できました。

まとめ|後払いは今すぐ動くための実用的な選択肢

・退職代行の後払いは、今お金がなくても安全に辞めるための現実的な手段
・鍵は三つ。契約書で期日と総額を明確化返却と引き継ぎを最小限でも証跡化交渉の有無で種別を選ぶ
・不安が強い場合は労働組合型弁護士型を選び、期日前の連絡でトラブルを未然に防止

この記事のまとめ
  • 後払いは即日対応と資金繰りの両立に有効
  • 注意点は期日厳守、審査、悪質業者の回避
  • 料金相場は民間2〜3万円台、労働組合2.4〜3万円台、弁護士5〜8万円前後
  • 流れは相談、契約、情報共有、会社連絡、返却・書類、支払いの六段階
  • 選び方は契約書の透明性、サポート内容、実績、情報管理が基準
  • 体験談のとおり、後払い×証跡化で円満退職の再現性は高い


おもち

後払いって逃げ道じゃなくて、助走路なんだな。
これなら今すぐ動けそうだ。

ひろ

その通り。助走があればしっかりジャンプできる。契約書引き継ぎメモ返却、この三点を整えれば準備は完了。一緒に抜け出そう。

おもち

よし、ジャンプの前にまず深呼吸だな。

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